コサキンレビュー:1989年06月07日放送回


小堺一機関根 勤の名コンビで放送されたラジオ番組『コサキン』アーカイブのレビュー記事。今回は1989年06月07日に放送された「コサキン無理矢理100%」の内容を御紹介します。YouTubeにて公開中のアーカイブ動画と併せてご覧ください!
※ネタバレとなりますので御注意下さい。

この回はラビー主催舞台『カンコンキンシアター』の記念すべき第一回公演の千秋楽当日深夜の放送と思われ、ムッくんが毎年恒例のNY視察で不在ながらもラビーのテンションが高めとなっております。ムッくんの代役として舞台でも共演したルー大柴と当時レギュラー放送していた『パオパオチャンネル』の共演者である“律ちゃん”こと田中律子が番組冒頭から出演。さらに舞台打ち上げから駆け付けたらしいラッキィ池田ほか2人も途中から登場しますよ。

パックインミュージック

ポエム:大沢逸美
~作品集「下町」より「がんも」から~

〔管理人感想〕ボーイッシュだったアイドル・大沢逸美ナツカシス
腐ネタが市民権を得つつある(?)現在だったら、もっと人気出てたかもなぁ?と思わせるアイドルでした。絶賛ナンノ推しだった筆者にはあまりフックしなかったけど、ドラマ人気が高かったような記憶…?

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オープニングトーク

いきなりルー&律ちゃん登場/パオパオトリオ!
★絶叫
「ルー大柴=ラー油に2時間浸した餃子」

★律ちゃんイジリ
口説き始めるルーに対してラビー「津川雅彦が腐ったような顔して」
対するルー「小島一慶が偏平足になったような顔してさ~」
それを受けてのラビー(モノマネ)「徹夜マージャンばっかりしてるから~」www

★どっちの顔がクドイかで言い争うラビー&ルー
ルー「モデルだったからさぁ」(ドヤ顔

★ジングル明けも進行グダグダ
やはり進行役・ムッくん不在の影響が大きいw

★カンコンキンシアター『カンコンキンのびっくり箱』振り返り
☆舞台でビキニ+水中メガネ姿だったことを力説するルー
ルー「モデルだったから出来た」
それを評してラビー「西城秀樹より似合ってた!」w

☆舞台の模様がフジテレビで放送される旨の告知
自分も映るのか不安がるルーwww
〔管理人感想〕主要キャストなんだから! もっと自信持って!!

☆舞台感想ハガキ
「劇は本当に楽しかったです」
“劇”に受けるルー

☆舞台感想ハガキ
「ルーがズボンの尻を開けたまま熱演したのには、杉本彩が乳首を見せないことへの怒りがひしひしと感じられた」
舞台中に熱演しすぎでルーのズボンが破れた模様
「僕のウナギが気をつけしていた」
〔管理人感想〕いきなりの下ネタwww

☆舞台感想ハガキ
「舞台本当に面白かったです。ただし、森公美子さんに襲われたことを除けば」
森さんが任意の客の膝の上に乗って歌う演出があった模様
リスナー「カバの生贄になったのは僕なんです」

☆舞台感想ハガキ
「カンコンキンに贈られた花の中でムッくんからのモノが一番目立っていた」という話題から、ラビーがムッくんの代わりを務めた「いただきます」の話へ
ムッくん不在ということを告げずにサプライズでラビーが登場した際、客の反応が悪くてイラッとしてしまったというエピソード
「荒井注=老けた加山雄三」
〔管理人感想〕似てないw

☆舞台のお客さんの8割がコサキンリスナーだった
ラビー「8年間番組を続けてきたことが無駄じゃなくて本当に嬉しかった」
やけに謙虚なルーに対して褒めるラビー&鶴間さん
〔管理人感想〕たぶん、この謙虚&自信無さ気で弱気な感じがルーさんの素なのかなぁ?と推測。

コサキン情報局

NYに居るムッくんと電話がなかなか繋がらない状況

★リスナーからのゲスト希望:吉田照美
ラビー「俺、吉田照美さん大好きなんだよ! 吉田照美さんには安心して言えるんだよね。「顔、ロバに似てますね」って」
ラビー(吉田照美モノマネ)「やめてくださいよ! 関根さん」
鶴間&ルー「それ、一慶さん」

★投稿ハガキ
「若い男好き好き婆さんこと小柳ルミ子」
〔管理人感想〕酷過ぎwww

★ムッくんとの国際電話
☆「いただきます」の件を報告するラビー
ラビー「ムッくんの凄さが解った!」

☆「噂の達人」プロデューサーに連れられてハーレムに迷い込んでしまったエピソード
デカいラジカセを担いだ黒人が寄って来る
ムッくん「何でそんなの持ち歩いてんの?」
黒人「家に置いておくと盗まれるから」

☆「英会話を習ったけど全然に役に立たない」と嘆くムッくん
ルー「フィーリングで話せば通じるんだよ」
ムッくん「ルーの英語全然通じてねえじゃん!」
〔管理人感想〕ラグが大きくて会話しにくそう。盛んに「光ファイバー」を連呼するラビーwww 時代を感じるなぁ。

意味ねぇイントロ&曲当てクイズ

★ボケるリスナーに冷たい反応のラビーw
〔管理人感想〕舞台終わりでお疲れだったんでしょう! それにしても、進行役・ムッくんの必要性を改めて再確認。

★イントロ
出題曲:「人生航路」(細川たかし)
正解:「勝手にシンドバッド」(サザンオールスターズ)
理由:人生航路と言えば、ぼやき漫才の人生幸朗師匠→人生幸朗師匠と言えば、「責任者出て来い!」→「出て来い」と言えば、シャザーン→「出て来いシャザーンシャザーン!」と言えば、シャザンオールスターズ→ということでサザンオールスターズ
律ちゃん「無理矢理www」
ラビー「鳩一つじゃないよな、コレ。鳩12個ぐらいあるよな」
〔管理人感想〕こんなん絶対当たらないwww

★宿題クイズ正解発表
出題曲:「面影の郷」(五木ひろし)
正解:「人間の駱駝」(大塚ガリバー)
理由:五木ひろしと言えば、コブ付きで結婚した→コブが付いていると言えば、ラクダ→ということで「人間の駱駝」
鶴間「捻ってなかったんですけどね」
ラビー「ただこの「人間の駱駝」という曲を知っている人が居なかった」
正解数0/35

☆珍答
五木ひろしさんは挙式の時点で既に子供が居た→同じように挙式時に既に子供が何人も居たのは松方弘樹・井沢八郎・鶴田浩二→よって、この3人が歌う『ああ、傷だらけの上野駅人生 僕らの親戚二億人』
〔管理人感想〕二億人www
今となっては「出来婚」なんて言葉もあるくらいで珍しくも何ともないけど、当時はまだまだ「挙式前から子供が居ることがネタになる時代だったんだなぁ」と懐古。

フリートーク?

★ラッキィ池田と大久保君&玉寄君(?)登場
恐らく舞台に出演していた役者さんor芸人さんかと?

★トキワ座の歌『TOKIWA』披露
からの剛州さん裏話トークへ発展

意味ねぇCD大作戦

割と小粒な感じ…。

人間違い絶叫

★本屋での客と店員の会話
客「『ロミオとジュリエット』ありますか?」
店「はい」と言ってげっそりと痩せた馬乗りになった小柳ルミ子夫妻を差し出す
客「おいおい、これは『ロデオでダイエット』だよ」
店「今ならサンショウウオもお付けしますが?」
客「こんなに萎びて可哀相に」
〔管理人感想〕上手いwww 毒がありつつ語呂が合ってるところがリスナーの凄いところ?

おはがき列島

テーマ:意味ねぇアイデア商品
ラビーの進行グダグダwww

★年齢自動判定機・ローラ
かつて『ヤングマン』をヒットさせた某歌手H・Sが考案。実際の年齢より若く判定するので女性には好評
〔管理人感想〕この人のネタも長く引っ張るなぁw もう許してあげなさいww

★先割れ鉛筆
一度に2つの文字が書けるので便利。

★筋肉付き肩パット
全裸にこの肩パット一丁という格好で街を歩き、時々お気に入りのポーズを取れば、ぶるうたすが集まって来る。
〔管理人感想〕要らねぇwww

★仲代達也メガネ
このメガネを掛けて街を歩くと子供が「怖~い」と言って泣き出したり赤ちゃんが引きつけを起こすので、外では掛けないで下さい。

★玉川良一型寝袋
寝つきの悪い子供の慢性腸カタルの荒井注には願っても無い新製品。柄は回し姿の玉川が右手で胸を隠し左手の人差し指を口に咥えているおすましポーズという至ってオーソドックスなもの。また、夏は赤道直下のように暑く冬はシベリアより寒いという100%毛虫の毛(不純物無し)と肌触りも言うこと無し。その上、内部にはタイマー付きの玉川良一浪曲集のテープが内蔵されており、これが不意にドルビーサラウンドなんかで迫ったりしてくると、二度と覚めることの無い本物の眠りへと導いてくれること請け合い。

★毛抜き付きポップコーン
ラビー「何だよコレ?」

コサキン情報局 Part.2

★律ちゃんへの質問コーナー
Q. 週に何回くらいシャンプーしてんの?
Q. 好きな男性のタイプは?
ラビー「ヒップが上がっている人と小股が切れ上がっている人どっちがいい?」

★漫画掲載情報
☆安定の『こち亀』
☆『家裁の人』に「ら!」
☆『アスピリンダンディー』に「コサキンやぎ人間オーディション」

★『エリック・ザ・バイキング』のポスターをもらった話
ジョン・クリーズの前に名前が記載してあって恐縮するラビー

★『悪魔の毒毒モンスター 東京へ行く』公開情報

★五社さん舞台エピソード
ラビー「人間性とか人生が舞台では出る」

総評&感想

ムッくん不在+舞台公演千秋楽当日という、ある意味特殊な状況の放送だった今回。思いっきり単刀直入な感想としては、「やっぱりコサキンは2人揃った形が良いなぁ!」ということに尽きますかね。ただ、逆に特殊な回だったからこそ窺い知れた部分というのもあるかと思います。

ぶっちゃけ、この放送時のラビーの心境としては、「ラジオ生放送よりも舞台の打ち上げに参加したかったなぁ」という感じだったのではないかと。そう邪推してしまう程、舞台について語るラビーのテンションは高かったですよね。

今回のアーカイブを聴きながら「そういや、『カンコンキンシアター』っていつ頃までやってたのかな?」と思ってサクッと検索してみたところ、驚いたことに2017年もまだ続いている!

★参照リンク:カンコンキンシアター
〔Wikipedia〕

★参照リンク:カンコンキンシアターOfficial Site
〔公式サイト〕

マジかぁ!
1989年から始まって30年近く経つのに!!
ロングランなんてレベルじゃねぇえええええええ!!!!!

しかも、現在もなおチケット入手が非常に難しいとか!

なるほどねぇ~。
改めて事実を知ると、この放送時のテンションの高さも納得出来るというもの。

さらには「は~ん。ラビーの本質と言うか“最も適したステージ”ってのは舞台なのかなぁ」という思いも。

考えてみれば、モンティ・パイソンを崇拝し、型にハマらないアナーキーでエキセントリックな笑いが大好きなラビーにとってテレビは制約が多過ぎる。となれば、同じマスメディアであってもテレビより制約が少ないラジオで爆発的な人気を博したのも当然なのかな? そして、一切の制約を受けない舞台&演劇でこそ、その才能を100%活かすことが出来るんだろうな~とも思えますね。

その流れで考えると、ごく最近物議を醸したらしい(?)発言についても納得です。

★参照リンク:関根勤、テレビ批判が波紋を広げる 『ボクらの時代』で「面白い番組できない」
〔ニフティニュース〕

てか、コサキンを聴いていた人間からすれば、上記発言が話題になること自体が意味不明という感じですが。BBCやツマらない文句ばかり言う世間とバチバチやり合ったモンティ・パイソン同様に、ラビーには今後も毒を吐き続けて欲しいものです。(o^-‘)b

『カンコンキンシアター』についてのWikiを読んだ流れで、ムッくん主催の『小堺クンのおすましでSHOW』のWikiも読んでみました。
こちらもロングランを続けていましたが、奇しくも今春でファイナルを迎えたとのこと。

★参照リンク:小堺クンのおすましでSHOW
〔Wikipedia〕

いや~、終わってしまったとはいえ、こちらも長いこと続いていたんですね~。(初演は『カンコンキンシアター』より先)

ひたすら破天荒なギャグで構成された『カンコンキンシアター』と異なり、『おすましでSHOW』は

バックバンドをステージ後方に配置、「コメディ・トーク・歌」を融合させた、アメリカンスタイルのステージングが行われている。
〔Wikipediaより引用〕

ということで、歌手としてCDを出したこともあるムッくんらしい内容だったみたいですね。

テレビ番組『欽ドコ』でコンビとして日の目を見て、ラジオ番組『コサキン』でもコンビとしてリスナーから人気を博した2人ですが、一切の制約を受けることの無い舞台では2人のタレントとしての方向性の違いが明らかになっていて面白い。

「解るヤツだけ解ればいい!」というスタンスでひたすら破壊的な笑いだけを追求したラビー。対して歌あり&笑いありのオシャレなボードビリアンを目指したムッくん。といったところでしょうか?

この時期を契機に一気にテレビを通じてお茶の間への露出が増えていった2人ですが、その幅広い活動の源となっていたのは舞台であり、そしてコサキン(ラジオ)だったんだろうな。そんな思いを持った今回の放送だったのでした。

【満足度】★★+半分(2.5/5)
長々と述べた割に低評価ですが、「やはり2人揃ってこそ!」というのと「投稿ネタが少なかった」ということで。

アーカイブ動画