〔武将巡礼〕戦国最弱と謳われる小田氏治公を偲ぶツーリング!


明けましておめでとうございます。
9月以来の更新で恐縮ですが、本年も宜しくお願い致します。
m(_ _)m

今さらながらの昨年の話題で重ね重ね恐縮ですが、2016年10月に行った武将巡礼ツーリングの模様をお伝えします。東京発で茨城~栃木と近場を走るだけだったのですが、帰りの高速渋滞を懸念して余裕の一泊二日スケジュールで行ってきました。ま、完全に無駄&無意味な一泊になってしまったのですが…。

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“最弱の戦国武将” 小田氏治

問:最強の戦国武将は誰か?
というのは議論が白熱する定番の質問ですが、
問:最弱の戦国武将は誰か?
については定説があります。

答:小田氏治

ですね。


「最弱」「戦国武将」でググると3~5位にその名が!

数年前にネット界隈で話題になりましたが、『小田氏治=最弱』と言われる所以はその負け戦の数。Wikipediaに記載されている戦の数々を解りやすく年表にまとめてみると


※クリックで拡大

このように膨大な負け戦の数々!
特に先祖代々居城としてきた小田城をめぐる戦いで失陥すること6回!
最後の失陥から奪回を試みて失敗すること3回!
さらには支城の数々も失陥している有り様…。
となれば、まぁ「最弱」の称号を授けられるのも止む無しではありますかねぇ?

小田氏治像(法雲寺蔵)

見た目的にも確かに弱そう…?
ネコと一緒に描かれる戦国武将てw

ただ、だからといって軽んじたり馬鹿にする気には全くなりません。
むしろ、その決して諦めない姿勢には敬意を持たざるを得ないと思うのです。
関東八屋形の一つに数えられる名家・小田氏の当主として、下剋上の戦乱の中、結城氏佐竹氏といった近隣のライバルたちとしのぎを削り、更には戦国最強武将の候補にもなり得る上杉謙信北条氏康らとも渡り合った男なのですから。
弱者は潰される生き馬の目を抜く時代の中で、何度敗けても部下を束ねて再起を図ったその粘り強い姿勢。裏切り上等の世に在って何度も立ち上がろうとすることが出来たのは、人徳が有ればこそ。ただ弱くて無能なだけの人物だったとは到底思えませんね。

もちろん、日本史上で傑出した独創性とカリスマ性を持った織田信長、日本統一を成し遂げた豊臣秀吉、長きに渡る太平の世を築いた徳川家康らと比べればちっぽけな存在と言わざるを得ませんが、ちっぽけ以下の存在でしかない自分自身からすれば、小田氏治公は尊敬と親愛の情を持つに値する人物なのです。

★参照リンク:小田氏治
〔Wikipedia〕

ということで、今回は氏治公が最後まで奪還を諦めなかった小田城址と支城の一つ土浦城址、さらに菩提寺である法雲寺に行ってきました。ついでにルート選定中にすぐ近所にあることを発見した「鬼真壁」と呼ばれた猛将・真壁氏の居城だった真壁城址にも足を伸ばしてみましたよ。ちなみに、真壁氏は小田氏から離反した数少ない武将の一族ですが…。その後はネタ用に竜神大吊橋にも行ってみました。2日目には前回のツーリングでバイク故障により到達不能になった唐沢山城址を訪れる予定でしたが…?

土浦城(亀城公園)~法雲寺~小田城址~真壁城址

4時起床で渋滞無く都内を脱出。お久しぶりの常磐自動車道で桜土浦インターへ。
この時期は紅葉目当ての渋滞が発生するので極力早く出発するに限ります。
また、土浦城は現在亀城公園と呼ばれる公園になっていて、地図で見る限り市内中心部で駐車場が無さそうだったので路駐を考えて早めに着いておきたかったというのもありました。

当時の城郭址としては櫓門が現存。
もっとも当時と言っても小田氏治公の時代の物ではなさそうですが。
本丸跡だけが公園になっている様で、まぁ小さい公園でした…。城址を見に来たというよりは、町内の公園に来たという感じ? 観光目的で行く場所ではないかなぁという感想ですね。ただ、朝早い時間であれば城下町らしい落ち着いた雰囲気は味わえるかと。

続いて糞ナビの酷い案内にイラつきながら法雲寺へ。
せっかく時間をかけて交通量の少なそうな道を選んでPCでルート設定したっちゅうのに、ナビに呼び込む際に一切合財リセットしてリルートするとは…。無駄にした時間を返せ! と声を大にして言いたい仕様>ゴリラ。

法雲寺は小山一つを丸ごと寺にした様な立派なお寺でした。
恐らくですが、昔はお寺には城郭的役割(防衛拠点)があったと聞くので、その名残なのかも? 真田昌幸公の菩提寺・長谷寺も城みたいな構造になっていたのを思い出しました。

法雲寺から10分弱ぐらいで今回のメインである小田城址にサクッと到着。
こちらも城址公園として整備されています。小さいながらも無料駐車場あり。
残念ながら構造物は何一つ現存せず、復元された土塁に囲われた本丸跡だけを見ることが出来ます。

後年(江戸時代)には二の丸&三の丸と幾重にもなった水堀を有する立派な平城に改築された模様ですが、氏治公の時代にはこの本丸だけだったらしいので、氏治公を偲ぶ意味では現状の方がベターだったのかも?

合戦と聞くと関が原や大阪の陣の様に「数万~十数万の軍勢が戦った」とイメージしがちですが、さすがにこの小田城を巡る戦いでは多くても数千人同士の戦いだったんでしょうねぇ。佐竹氏クラスだと1万人ぐらい動員出来たのでしょうか? いずれにしても、もうちょっと城を拡幅して堅固にしておけば、何度も失陥する憂き目には遭わなかったのかも?

あと不思議だったのは、城址のすぐ近くに山があるのですが、なぜ山城にしなかったのか? ということ。さすがに弓矢が届く距離ではないのですが、山頂からは城内の様子が筒抜けになりそう…。一般的には古い年代ほど山城(より実戦的な城)の割合が高くなるとのことなので、室町時代からの名家である小田氏の居城であれば山城であっても良さそうな気がしました。

真壁城址へは細い山道を抜けて行こうと画策していたものの、安定の通行止め。
止む無くコンビニで朝食を摂りながらルート変更。退屈な平坦な道を通って真壁城址へ。

真壁城も立派な平城だった模様。
残念ながらこちらも現存する城郭址は皆無で、復元された土塁が残るのみ。
ヨーロッパなどの古城と比べると、木造建築の悲哀ですな~。意図的に破却されたりってのもあるんでしょうけど。

ぶっちゃけ、城址目的での訪問でない限り、ここが城址だとは解らないぐらい何もありませんでした…。本丸跡には体育館が建っちゃってますしね。まぁ、仕方ないとはいえ残念な気持ちも。

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竜神大吊橋

真壁城址を後にして竜神大吊橋へ向かいます。
「橋を見てもなぁ…」という冷めた気持ちも無くはないのですが、まぁブログネタのつもりで行ってみましょう。
「茨城県 観光」でググると袋田の滝の方が上に表示されるのですが、「滝を見てもなぁ…」という点では同じ。ならば多少なりとも橋の方が面白いかな? ということで。

真壁城址からはケンドウスキーとしては当然のごとく県道を乗り継いで橋を目指す計画。

当初は思惑通りの山道感があったのですが、

まさかの二輪通行止め。
筑波山が二輪通行止めなのは知っていたのですが、それ以外にも二輪不可の道があるとは…!!!!
ちょっと茨城県に対してネガティブな印象。
よっぽど危険な連中が多かったんですかね~。
いつから二輪通行止めなのかは不明ですが、昨今の状況を鑑みれば、いい加減で解除してもよろしいのでは?

てな訳で再び退屈な道を選択し直して大吊橋へ。
山の中でよもやの駐車場渋滞(ほんのちょっとだけど)に遭遇。

れっきとした観光地なんですね。(棒
ただし、バイクは専用駐車スペースがあるのですり抜けして行ってOK。

うん、橋ですな。至って普通の橋。
バンジージャンプをする勇気のある方は行く価値あり?

★参照リンク:竜神大吊橋 公式サイト
〔公式サイト〕

日帰り温泉館 太陽の湯

さて、大吊橋を往復(有料)して堪能した後は、日帰り温泉でリラックス。
本日の宿であるビジホへの道中にある日帰り温泉館 太陽の湯を目指します。

国道でありながらそれほど退屈せず快適な道を進み、途中から県道へ。
茨城県は基本的に平坦な地形が多いので、ワクワク&ドキドキする様な険しい山岳県道は無いものの、その分恐怖感無く快適に流せる道が多いです。海沿いの道もあるし、バイク初心者の人には楽しい場所かも。二輪通行止めさえ無ければねぇ…。

サクッと到着。
ホテル併設の日帰り温泉ですが、週末(土曜日)だけあって大盛況。地元の人が多いということは良い風呂なんでしょう。清潔度・湯温など諸々快適でしたよ。

★参照リンク:大田原温泉「日帰り温泉 太陽の湯」
〔公式サイト〕

一風呂浴びた後、食堂で夕食。
その後で二度風呂に浸かるつもりだったのですが、まったりウトウトしていたらビジホのチェックイン予定時刻が迫ってきたので断念。そのまま一泊4600円という安宿に投宿したのでありました。

二日目 山岳路を快調に進むも?

ぐっすり寝て迎えた二日目。なぜだか若干片頭痛気味。おかしいな、なんでだろう?
ま、運転に支障がある程ではないので、そのうち治まることに期待してスタート。
本日は前回ツーリングで通った県道を逆ルートで進み、難攻不落の堅城を誇った唐沢山城址を訪れる予定。

自転車軍団に追走しながら、いかにも栃木県らしい杉林を抜け、

三度目となる古峯神社の大鳥居をくぐります。
日本武尊を御祭神に仰ぐ由緒正しい神社ですね。

★参照リンク:古峯ヶ原古峯神社
〔公式サイト〕

が、鳥居をくぐったところで写真撮影をしていたライダー軍団のバイクが転倒するのを目撃。ニュートラルにしちゃってたのかなぁ? 他人様のバイクとはいえ傷付くシーンは悲しいっすな。

不吉な前兆かと恐れおののきながらテレテレ走って無事に峠を越え、唐沢山城目指して更なる山岳県道に分け入ろうとしたところ

またしても通行止め~!
う~ん……。(-。-)y-゜゜゜

ナビで迂回路を探すも見つからず。
片頭痛の中、わざわざ遠回りしてまで退屈な道を走る気にもならず。
さらに帰りの渋滞を考えると、唐沢山城址をジックリ見る時間を確保出来無さそうだったので帰路に着くことに決定。

最寄の東北自動車道・栃木インターから高速インしたのでありました。
この時点で結構な交通量だったので、結果的には良かったのかも。

車載動画・VLOG

最後は尻切れトンボみたいになってしまって残念。
唐沢山城址はまたのお預けに。
しかし、本命の小田氏治公巡礼は出来たので良しとしましょう。

☆ツーリング全般のダイジェスト動画〔BGM有り/エンジン音無し〕

☆VLOG〔エンジン音有り〕

☆立ち寄った各所の様子〔土浦城・法雲寺・小田城址・真壁城址〕