おっさんの感想:個人的リオ五輪振り返り Part.1

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グダグダ運営&テロ&ジカ熱など様々な不安要素を抱えて心配されていたリオ五輪が閉会しました。

個人的にはテロを最も心配していたのですが、何事も起こらず、選手たちに危害が及ぶことが無くて本当に良かったです。また、肝心の競技内容も日本選手団の活躍が多く、スポーツ好きのオッサンとしては非常に熱く楽しめた五輪となりました。

次回2020年の東京大会への期待も含めながら、個人的に盛り上がった今大会を振り返ってみたいと思います!

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世界を再び驚かせた! ラグビーセブンスチームの大躍進

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1年前のラグビーW杯イングランド大会で南アフリカを破り世界を文字通り驚愕させたラグビー日本代表が、再び世界に衝撃と驚愕の渦を巻き起こした! 今度は15人制では疑いも無く“世界最強”の名を欲しいままにするラグビー大国・ニュージーランドを撃破!


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いやいやいや……、これは熱かったっすワ。
7人制ラグビーに関する情報はなかなか目にする機会が無く、知識のほとんどはJsportsでたま~に放送している「世界のラグビー情報」的な30分番組から入手しておりまして。その番組内で流されるSevens World Series(7人制ラグビーのシリーズ戦)の結果を見る限り、常に惨敗という有り様だったので「組織力より個の身体能力の比重が高くなる7人制では日本は厳しいのかな~」と思っていた訳です。

そんな認識で試合を観ていただけに、先制した後にいとも簡単に失点した際には「まぁ、やっぱりね…」という感じだったのですが、そこからのプレイの質が高かった! W杯で見せた様にポゼッションを確実に継続する粘り強いプレイ。まさに“日本ラグビーの真骨頂”(もしくは唯一の勝利への道?)という展開を見せてくれました。

逆転後にはマイボールのラインナウトから攻撃権を失うというミスもあってヒヤヒヤさせられましたが、何とか凌いで奇跡の大勝利!

ラグビー界で圧倒的な存在として君臨する南半球BIG3から2勝目!
凄かった……!!!!

当然、この結果はまたしても世界を驚かせます。

★参照リンク:Japan stun New Zealand in rugby sevens at Rio Olympics
〔The Guardian〕
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The first day of the men’s Olympic rugby sevens will forever be remembered for one of the sport’s more remarkable results. Just as they did at the 2015 Rugby World Cup in Brighton it was Japan who supplied the biggest of shocks, downing New Zealand 14-12 on the opening morning of pool competition.

「セブンス初日は「スポーツ界に於ける注目すべき日」として記憶されるだろう。14-12でニュージーランドを下したことで日本は2015年ラグビーW杯と同様に最大の驚きをもたらした」

と第三者であるイギリスのメディアですらスポーツ欄トップで報じるレベル。
もちろん、イギリス以外のラグビーが盛んな各国でも大々的に報じられました。

で、肝心のニュージーランドでの第一報は?

★参照リンク:Sonny Bill Williams out of Olympics as All Blacks sevens lose opener
〔NZ Herald News〕
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〔見出し〕
Rio Olympics 2016: Sonny Bill Williams out of Olympics as All Blacks sevens lose opener

「オールブラックスセブンスが初戦で負けてソニー・ビル・ウイリアムスはオリンピック欠場へ」

見出しでは「誰に負けたのか」を明記せず…。
悔しかったんでしょうなぁ。

そして、若干ヒステリックな反応に発展していきます。

★参照リンク:Stop calling sevens team the All Blacks – fans
〔NZ Herald News〕
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〔見出し〕
Rio Olympics 2016: Stop calling sevens team the All Blacks – fans

「セブンスチームをオールブラックスと呼ぶのをやめろ!:ファンの声」

栄えあるオールブラックスの歴史に「日本に負けた」なんていう傷は付けられん!ってことなんでしょうかね~。それぐらい誇りを持っているということで勘弁してやりましょうか。HAHAHAHAHAHAHA
おそらく南アの人間は「ざまぁwww」と思っているハズ。(確信

決勝トーナメント(ベスト8)に駒を進めた日本代表はヨーロッパの強豪国であるフランスをも撃破!

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試合後の悲嘆に暮れるフランス選手たちの表情が、如何に彼らが本気で勝ちに来ていたかを物語っていて、より一層日本代表の勝利の価値を高めた感じでした。

以前のエントリーでも書きましたが、それなりに日本ラグビーを見てきた者からすると「7人制だろうが15人制だろうが日本が南ア・ニュージーランド・フランスといった名だたる国々に勝利する」なんてことは夢物語ですらなかったレベルの話でして。いや~、本当に隔世の感がありますね。

★参照リンク:【ラグビー】未来のスーパースター!? 日本代表・松島幸太朗選手がスゴイ!
〔暇さえあれば備忘録〕

最終的にメダルを獲れなかったのは非常に残念!
ではありますが、昨年の南ア戦&その後のW杯での活躍から続く良い流れを引き継ぐことが出来たので、このまま2019年のラグビーW杯日本大会に繋げていって頂きたいと思います!!!!

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技巧の勝利! リレーで光る日本の強さ

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ラグビーの活躍と同じくらい個人的に熱かったのが男子4×100mリレーでした!
これも盛り上がりましたねぇ~。

Twitterや海外の掲示板などでは「すごい快挙だ!」と一様に驚く声が多かったのですが、でも実はこの種目に於いて日本は安定勢力なんですよね。何たってオリンピックでは今回で5大会連続のファイナル進出未だに9秒台ランナーを一人として輩出したことがないという歴史を考えれば、あり得ないレベルの高値安定っぷり!! なんてことは主要スポーツ大会はほぼ欠かさず観てきたワタクシにとっては周知の事実。当然、今回のオリンピックでも要注目の種目となっておりました。

そんなワタクシが予選を観て思ったこと。

一応イイ歳こいた大人なんで「銀以上」という謙虚さを見せましたが、アメリカのバトンパスの下手さはお馴染みな上にジャマイカも一度失格になったのを観た記憶があったので、「ぶっちゃけ金の可能性もあんじゃね?」と思いました。それぐらい予選時から完璧なバトンパス+見事な走りを見せていた日本チーム。


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決勝でも素晴らしい走りでした!

レース後に「ボルトがビックリしてる!」として、まとめサイト等で話題になったこの写真

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日本かどうかなんて認識してなくて、おそらく「ライバルは自分の左を走るアメリカのみ!」と考えていたところに「右に誰か居る!?」という感じだったのではと推測します。実際、バトンパス直後の伸びはケンブリッジ選手の方が上で、並びかける~抜きかけるというところまで行きましたからね。ボルトとしてはマジで驚いて、結果として最後まで真剣に走ったのかと。100m&200mの個人種目より真面目に走ってましたね。

レース後の海外Twitter勢と掲示板の反応を見ていると
「ケンブリッジ選手がラインを踏んだから日本も失格にならないのはおかしい!」と叫ぶカナダ勢と「日本のアンカーはジャマイカ人らしいぞ!(=メダルを買った的ニュアンス)」と声高に叫ぶ連中を大勢確認しました。

無知は罪

ですね。

あと、今回のレースで「海外各国がバトンパスの重要性に気付いてしまう!」と危惧する声もいくつか目にしましたが、希望的観測を述べさせてもらえば「今後も問題無い!」と言えるかと。だって、高度経済成長以来、日本製品のクオリティーの高さ(信頼性や緻密さ)について長年語られてきましたが、今だにそれを上回れない連中ですから! もちろん、走力差を考えると海外勢がバトンパスの精度を向上させてくることはメダルへの難易度を高めますが、日本選手自身の成長も加味すれば「まだまだ世界を驚かせることは出来る!」と期待します。

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激しいラリーに歓声が自然発生! 卓球が熱かった

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卓球観戦と言えば、今春に開催された世界卓球マレーシア大会の決勝をチラ見した程度だったワタクシでしたが、今回のオリンピックで卓球の面白さに気付かされてしまいました。それぐらい熱かった!

その魅力は何と言ってもスピード感
強打のラリーが続いた時のスリリングさ&興奮度は圧倒的!
同じラケット競技であるテニスやバドミントンと比較した場合、相手から球(orシャトル)が戻って来るまでの時間が圧倒的に短いため、文字通り“息をもつかせぬ打ち合い”になるのが面白い。

多くの競技の会場がガラガラで、フットボール&バレーボール以外のスポーツにほとんど興味が無いというのが明らかになってしまったブラジル人の観客でさえ思わず歓声を上げてしまうぐらいの興奮度。もちろんワタクシ自身も福原選手水谷選手の対戦中に何度かあった激しいラリーには思わず盛り上がってしまいました。

ただ、悔しかったのは中国選手との強打の打ち合いではほぼ完敗していたこと…。
そこら辺が卓球王国との差なんでしょうかねぇ……。

卓球は競技だけでなく選手の個性も魅力的でしたね。
福原選手については「天才卓球少女」としてアホマスコミが持て囃していた5~6歳(?)の頃から存在だけは知っていましたが、実際に選手としての姿をじっくり見たことは無く、「なんかいつも泣いてんな」という幼少時のイメージしか持っていませんでした。

が、今回27歳になった彼女が戦う姿を初めてマトモに観戦して、選手としてだけでなく人間としても見事な成長を遂げていたことに気付かされました。そもそも幼少時から始めて泣きまくっていたスポーツを一貫して現在まで続けてきたってことだけでも凄いことですよね。その点だけでも敬服です。それに加え、最年長として迎えた今回は後輩たちのリーダーとしての役割もしっかりと果たし、勝利への執念も存分に見せてくれました。団体戦準決勝の最終戦最終盤ではその執念&勝気が裏目に出ちゃったかな~という気がしないでもないですが、銅メダルという輝かしい勲章を糧に今後も頑張って欲しいと思います。

石川選手伊藤選手は文字通り希望の灯りそのもの!
我が物顔で卓球界を牛耳る王国打倒を成し遂げることが出来るのは、この2人を有する日本だけでは!? と思わせてくれましたね。2020年への期待が高まらずにはいられません!!

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男子の水谷選手は個人的には“今大会で最も株を上げたアスリート”の一人かと。
準決勝での世界ランキング1位・馬龍選手との対戦を前に「目標は金メダル!」とキッパリ公言する姿とか、老害からのガッツポーズに関するイチャモンに対しても毅然とした態度で拒絶する姿とか。自身の卓球に懸ける情熱を全面に出した言動がカッコ良かったですね。もちろん、裏打ちされた実力があるからこそでもあります。

残念ながら馬龍選手との対戦では「力の差」を見せつけられる結果になってしまいましたが、団体戦ではかつての世界ランキング1位の選手を相手に初勝利を挙げて意地を見せるなど、とにかく頼もしい日本のエース!としての活躍ぶりでした。

メダル数最多に沸いた今回の五輪で各種競技に憧れを持った子供たちは相当数居たと思われますが、個人的推測としては卓球人口の伸びが一番大きくなるんじゃないかなぁ?と思います。第二第三の水谷&福原選手らが現れて、中国の牙城を崩す時が来ると良いなぁ~と切に願う次第ですね。

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長くなりましたので続編に続きます。
Part.2はコチラ